朝練!

朝からスタジオレンタルがありました。
普段はダンスの練習やジェンベの練習で使っているスタジオですが
今回は普段と違い、独唱やサックスの練習でのレンタルです。

今日から二日間、メディキット県民文化センターで高校音楽コンクールがある為、鹿児島の松陽高校の生徒達が来宮し、急遽こちらで練習して頂く事となりました。

作業しながら彼等の音楽を聴いていましたが、
これがかなり『ヤバい!』
見た目は爽やかな普通の高校生ですが、ひとたび歌い演奏し始めると力強くしなやかで、音楽の背景まで見えてくる様な感覚になりました。
今の彼等にしか出せない生きたストレートな音。
新鮮で気持ちよく、しばらく聴き入っていました。

ジャンルは違いますが、自分たちが追求するグルーヴやノリにも通じるところがあります。
いやぁ〜ほんとう音楽は素晴らしいですね!

コンクールのステージ上で発表する姿を見てみたかったです。
良い結果が残せるようスタジオから応援しています。

翔陽くん、次回は譜面台、キーボードのペダルご用意しておきます。

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松陽高校の皆さん。左から美緒ちゃん、綾音ちゃん、翔陽君

懐かしい気持ち。

ドキュメンタリー映画『バオバブの記憶』を見ました。

今にも動き出しそうな力強くうねり盛り上がった樹型。
大自然が作り出した美しい造形。
精霊が宿る神々の樹といわれるバオバブは、アフリカやオーストラリアに樹生する長寿の大木
です。
中には1000年以上も共生しているものもあり、
そこに生きるものたちの食用として、また御神木として安心を与える精神的な支えとして
訪れては去っていく過酷な日々を経て今なお動物や人間の営みを静かに見守り続けています。

宮崎にも、去川の大イチョウや清武の大楠、狭野神社の狭野杉など、樹齢500年1000年近くなる大木があります。

アフリカの村にあるバオバブ同様に、代々そこで暮らす人々と関わってきた歴史や変わることなく春になると緑の葉をつける大樹の生命力など、1000年以上も昔から繰り返されてきた事を想像するだけでとても不思議な気分になります。

映画では、伐採されバオバブが倒れたままならされた殺風景な土地に残った一本のバオバブと、隣に「住宅地バオバブが丘」なる看板が立ってる風景から始まります。
元来そこにあるバオバブなのに単体で看板とたたずむ姿はどこか見せ物のようで、とても悲しく印象に残るシーンです。
環境破壊はゆっくりと確実に進行しているのを感じます。

ゆっくりと時が進むバオバブと共生する村があり、その数百キロ先では山が削り取られてゴミが埋め立てられている地域が存在する現実。

去川の大イチョウや清武の大楠もアフリカのバオバブもある時から私達に言い続けてることでしょう『もう私もあなたも…』と。
いつの間にか時代が、私達のスピードが速くなり過ぎてフォローまで手が回らなくなったような気がします。

映画のシーンを思い返しながら、子供の頃みたいにもっと全てをゆっくりとじっくりと感じてみる事から始めようと思いました。

『バオバブの記憶』は宮崎キネマ館にて今週いっぱい上映中です。

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去川の大イチョウ(高岡町)

JOJO & DIO

ジョジョ立ちする彼らは11月22日の発表会『フリースタイルパーク』のMCをつと
めるフィクショナルコップスクルーの『マキシ&タカシ』 です。

今年1月4日に市民文化センターで行った『SHOW TIME』や当スタジオ内で行っている
『バトルサンセット』でも毎回MCをつとめてもらっています。

今回も独特の空気感で発表会を盛り上げてくれる事と思います。

『フリースタイルパーク』は音楽やダンスシーンはもちろん、MCのトークや衣装のデザイン、太鼓の鼓動など随所にこだわりを感じて頂けるでしょう。

生のステージを見て、聴いて、感じて一緒に楽しんでください!

M&T
ズキュウウゥン!!!

※ジョジョ立ちとは…
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物が見せる腰の極端なひねりや回転、奇矯な
手足の動きなどを加えた独特のポージングの事